【加湿器】加湿器ってこんなにあるの？用途別に加湿器をご紹介します。

以前、加湿器が風邪対策になったコトで
それまで全く加湿器について知識の無かったフルモルは
普段なにげなく使っている加湿器について調べる機会がありました。

今回は
なにげなく使ってるけど加湿器って種類とかあるの？
と思ってる方には特にお伝えしたい内容になります。

加湿器の種類

普段、なにげなく使っている人も多い加湿器。
実は加湿する方法によっていくつかの種類があるんですよ。
フルモルでも分かるようにカンタンに特徴をご紹介します。

１．スチーム式

■どんなタイプなの？

水をヒーターで沸騰させその蒸気によって加湿するタイプ

■メリットは？

・加湿能力が一番高い
・水を煮沸するので滅菌効果により加湿器本体を清潔に保ちやすい
・お手入れがラクなのが多い

■デメリットは？

・加熱された蒸気なので噴出口が熱くなる

・電気代が他のタイプに比べると高い

２．気化式

■どんなタイプなの？

水に空気を送り蒸気を作るタイプ


■メリットは？

・使用電力が低いので他のタイプに比べ一番電気代が安い

・加熱はしていないので噴出口などが熱くならない


■デメリットは？

・加湿能力が他のタイプと比べるとやや劣る

・熱を使用しないため雑菌の繁殖リスクが上がりフィルターなどの細かい手入れが必要になる

・空気を送るファンの音が気になる場合もある

３．超音波式

■どんなタイプなの？

水を超音波によって細かい粒子にし霧状に噴出するタイプ


■メリットは？

・熱を使わないので噴出口が熱くならない

・使用電力が低く電気代が気化式の次に安い

・小型でオシャレなデザインの製品が多い

・静音性が高い


■デメリットは？

・気化式と同じく、熱を使わないので雑菌が繁殖しやすいため細かな手入れが必要

・置く場所によっては結露が出来てしまう

・水に含まれるミネラルにより白く汚れてしまう場合もある

４．ハイブリッド式

■どんなタイプなの？

おもに2種類

・気化式＋ヒーター　（温風気化式）

・超音波式＋ヒーター　（加熱超音波式）

というようにそれぞれヒーターを組み合わせたタイプ


■メリットは？

・通常の気化式、超音波式に比べ加湿能力が高い
　
・加湿出来る時間が速い

・部屋の温度を上げれる

・加熱はされているがスチーム式ほど噴出口が熱くない


■デメリットは？

・本体の価格が他に比べ高い

・使用電力が高いため電気代が他のタイプよりも高い（スチーム式よりは安い）

・手入れなどの頻度は気化式や超音波式とほぼ変わらずに必要

以上、大きく分けて4タイプも加湿器にはあるんです。


ちなみに気になるタイプ別の電気代の目安もご紹介します。

もちろん製品、環境によりさまざまな違いがありますので
あくまでもザックリとした参考程度でご覧頂ければと思います。

電気代の目安

＜比較条件＞

・1日10時間使用の場合
・加湿器の加湿能力は300mL/h
　300mL/hとは＝木造和室5畳、プレハブ洋室8畳
　※ハイブリッド式（温風超音波式）のみ350mL/hで比較

①　スチーム式　　 1925円前後
②　気化式　　 42円～92円前後
③　超音波式　　 　184円前後
④　ハイブリッド式　
　　温風気化式 92円～820円前後
　　加熱超音波式 　　628円前後　
　
以上がザックリとした目安になります。


いかがでしたでしょうか？
加湿器といってもいろんなタイプの加湿器があってそれぞれ一長一短があるんです。
アナタがお家で使っている加湿器はどのタイプでしょうか？